動物へのホメオパシー♪

インド発信、とらこ先生もインタビューを受けた「Homoeopathy 360」に、動物に対するホメオパシーの論説が掲載されていましたので、ご紹介させて頂きます♪
【情報元】
https://homeopathy360.com/2018/12/18/homeopathy-for-animals/?utm_source=Homeopathy&utm_campaign=bb11c6c298-EMAIL_CAMPAIGN_2019_01_21_05_08&utm_medium=email&utm_term=0_cb77577afc-bb11c6c298-221184301&mc_cid=bb11c6c298&mc_eid=c7f1aa8e31

【和訳】
アブストラクト
補完代替医療としてのホメオパシーは、獣医学において果たすべき有望な役割を担っている。
これまでに、世界中で約290件の動物に関する研究が行われており、そのうち44件の研究が査読を受けたランダム化比較試験(RCT)されて、動物にさえも、科学の妥当性を示している。動物に特有な疾患や一般的疾患に多くのホメオパシーレメディーが示唆されている。
序論:
動物は人間と同じようにホメオパシーのレメディーに反応する。動物と人間の健康問題には多くの類似点があり、いくつかの重要な違いがあるものの、レメディーの選択は現れている症状に基づいているので、ホメオパシー療法家にとっては問題ではない。
ホメオパシーは、人間であれ動物であれ、治癒可能な全ての疾患を少量のレメディーを使って治すシステム。
これら薬効ある物質が、健康体に大量で反復的に投与されると、病気の体に起こっているものと同様の症状を生じさせることができる。短く言えば、この原理は「similia similibus curantur」(類似したものが類似したものを治す)と表現されている。
1986年、ルクセンブルクで国際獣医ホメオパシー協会(IAVH)が設立された。インド政府、AYUSH省とインド獣医評議会は、ホメオパシーの発展に強い関心を寄せている2。
新旧の医療システムに精通している著名な獣医外科医であるHaycock氏は、「ホメオパシーは、治癒が速い。根本的な体力に損傷的影響を残すことなく、治癒を行う。ホメオパシーは、より多くの動物を救い、費用も少なくて済む。」3
ホメオパシー介入を伴う獣医学の分野で多くの研究が始まっている。 2013年末までに、査読を受けたランダム化比較試験(RCT)の合計は44に増えた。その内、19のランダム化比較試験(RCT)は、プラセボ対照で、残りの25は、他のコンパレーターによって対照された。4
以下は、動物でよく見られる病気で一般的に与えられるレメディー
傷害/創傷 - Aconite,Arnica,Hypericum,Ledum.
便秘 - Bryonia,Nux vomica,Alumina.
咳と鼻かぜ - Aconite,allium.arsenic,nat mur,kali bi,merc,ant tart,drosera,phos
下痢および嘔吐 - Aconite,arsenicum,ipecac,phos,puls,nuxvomica,Veratrum.
関節痛と関節炎 - Bell,rhus tox,bryonia,silicea
皮膚の問題 - Sulph,arsenic, hepar sulph,rhus tox,sepia,kali sulph,graph.
尿道問題 - Cantharis,apis,sepia,puls.
妊娠 - Arnica,calc phos,Caulophyllum,calc carb
寄生虫 - Cina
結果:
獣医学におけるホメオパシー医学範囲に関する科学的報告および研究は、Panchmahal、DahodおよびPanchamrut乳製品およびAmul乳製品の政府獣医官の助けを借りて1998年から2011年まで行われた。
動物の特定疾患に対してホメオパシーレメディーを使用する治療試験が実施され、優れた結果を示し、そしていかなる副作用もなかった。
これらの結果は、ホメオパシーのレメディーは他の薬と比較して速い有用性を持ち、費用対効果も高いことを実証した。
特に、乳生産動物にとって、ホメオパシーのレメディーに副作用がないという利点は、人間にとって有益である。従って、ホメオパシー療法は動物と人間の健康を守る事になる。本研究の目的は、ホメオパシーについての認識を広げる事、そして、ホメオパシーは、動物達をホリスティックに扱いながら、獣医学的健康問題に如何に有益であるかを示すことである。
表01-示された薬を使ったさまざまな動物の病気の分類3




結論:ホメオパシーのレメディーは、動物にも有効であることが分かった。調査結果を確認するには更なる研究が必要である。
引用文献
Animals &Homeopathy Info [Internet]. Slideshare.net. 2018 [cited 13 May 2018];Available from:https://www.slideshare.net/OwenHomeopathics1/animals-Homeopathy-info?from_m%20_app=android
Emerging Role of Homeopathy in Animal Husbandry: An Overview by veterinary doctors | Homeopathy Resource by Homeobook.com [Internet]. Homeobook.com. 2018 [cited 13 May 2018];Available from: https://www.homeobook.com/emerging-role-of-homeopathy-in-animal-husbandry-an-overview-by-veterinary-doctors/
Ruddock E, Lade G.The pocket manual of homeopathic veterinary medicine. London: The Homeopathic Publishing Company; 1879.
Veterinary Research – The Faculty of Homeopathy [Internet]. The Faculty of Homeopathy. 2018 [cited 13 May 2018];Available from: https://facultyofhomeopathy.org/research/veterinary-research/
DrPrakash S. Thakor [Internet]. Drthakoridealcure.com. 2018 [cited 13 May 2018];Available from: http://drthakoridealcure.com/
Rush J. The handbook to veterinary homeopathy.New Delhi:B. Jain Publishers; 2007.
Swayne D, Glisson J. Diseases of poultry. Ames, Iowa:Wiley-Blackwell; 2013.

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