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日本人特有の腸内細菌③

人間の腸の中にすむ細菌は、食品に含まれる成分を分解したり、加工したりしてより有益なものを人間に提供しています。そのような細菌に役割分担してもらっている機能のほとんどは人間には備わっていない能力です。

つまり、その機能を実現するために必要な遺伝子を持っていないのです。
特に、食物中の多糖類を分解したり、エネルギーを取り出したりする糖質を基質とする酵素の遺伝子について、細菌は人間の持っていない遺伝子を多く持っています。それらの遺伝子から作り出される酵素は、野菜に代表される陸に生える植物を人間が摂取し、貴重な栄養源として活用する能力に重要です。

植物細胞の細胞壁は非常に丈夫なため、しばしば植物から栄養を摂取する際の障害となります。そのため、野菜ではジュースにしたり、加熱調理したりして細胞壁を破壊してから食べることが栄養摂取効率を高めるために有効だとされています。このことは、日本人特有の腸内細菌が分解する海藻においても同様です。

体が弱った場合には出来る限り消化しやすい状態にして食べますよね。日本ではおかゆであったりしますね。だから間違っても薬を飲んで、弱った腸内細菌を殺してしまうようなことをしてしまうと余計に消化力の低下を招きます。
逆にいえば、以前開催された、とらこ先生の講演会ホメオパシー自然生活でも触れていましたが、体が健康状態である時、抵抗力のある時はなるべく生野菜のような新鮮なものを食べて、更に消化力をあげてあげることがいいんですね。

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日本人特有の腸内細菌②

私たちの健康はもちろん、生命維持にさえ欠くことのできない腸内細菌ですが、nature誌の2010年4月8日号、LETTERSにおもしろい記事が掲載されました。
その記事は「海洋細菌から日本人の腸内微生物叢への糖質関連酵素の伝達」というものです。

人間の腸の中にすむ細菌は食品に含まれる成分を分解したり、加工したりしてより有益なものを人間に提供しています。
そのような細菌に役割分担してもらっている機能のほとんどは人間には備わっていない能力です。つまり、その機能を実現するために必要な遺伝子を持っていないのです。

日本人に特徴的な食習慣の一つに、海藻類を日常的に摂取する点があり、日本人は平均すると1人当たり毎日14.2グラムもの海藻を食べています。海藻の中でもすしやおにぎりに使われるノリ類は、栄養的にも重要な海藻です。

日本人はこのように海藻を大量に摂取し、しかも日本人の腸の中だけにそれらを分解することができる細菌が生息しているということで、このようなまれな酵素を獲得したきっかけは海洋細菌が付着した海藻である可能性を示しています。
日本人は海藻を加熱せずに食べる食習慣がありますので、滅菌されていない食物と接触することとなり、日本人の腸内細菌叢において、このような多糖を分解する酵素のバリエーションを増やしたものと思われます。

ただし、アメリカ人にはそういった細菌が検出されなかったわけですが(=栄養として吸収されない)、日本人の中でも必ずしも全員が持っているというわけではないようです。
人の食習慣、そして環境によって吸収できるものの酵素は、それぞれ違うということが言えます。
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体の賢い反応

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先日友人より、毎月1回は生理痛による頭痛や気持ち悪さがひどかったため、
ある時からそれを抑えるため薬を飲み始めたようです。
ただ、飲み続けているうちにいつの間にか、その効き目がなくなってしまったようです。

今まで体の異物に対する監視をすり抜けて、痛みを抑えようと薬が働いていました。
現代の薬というのは、そうやって体に気づかれぬような動きをし、
症状を抑え込んでしまうというリスクの大きい物であると実感します。

本人にとってはとても残念な様子ですが、
体がそれに気づき、受け付けようとしなくなった、賢い反応であるとも言えます。

おそらく、その状態から更に痛みを抑えようとすれば、
きっともっと強い薬を飲まなければならない事になり、
それによって反応がどんどんエスカレートしていくのでしょう。

いずれ普通の状態にも常にその症状を感じ始めたり、
精神的にも病気の際の気分の落ち込みが出るかもしれません。

たとえば、視力が悪くなったときに私たちはメガネやコンタクトレンズを使いますが、
それによって遠くが見えるようにはなりますが、近くのものばかり見る現代人の、
目のレンズにある筋肉はどんどん硬くなっていきます。
そして、レーシックという目のレンズを削る手術などということをすれば、
更に目の調整機能は失われていくでしょう。

この私も、イギリスに来てからは夕食後にコーヒーを飲む習慣ができ、
日本にいたころのように眠れなくなるようなことはなくなってしまいました笑

それはさておき、体の反応とはいつまでも良いお付き合いをしていきたいですね。
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| 健康 | 09:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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日本人特有の腸内細菌①

腸内細菌は私たちにとても役に立つ生き物で、ビタミンやタンパクを合成して人間に供給したり、食べたものの消化吸収を助けたり、食品などに混じって体内に侵入してくる食中毒菌などの外来性の病原菌が腸に感染することを防いだり、人間の免疫系を刺激して活性化することにより抵抗力を増強させてくれたり、多くの場合に人間に有益に働きます。ところが、同じ細菌が腸の外へ逃げ出して血管に入り込んだり、体内に侵入したりすると菌血症や敗血症、尿路感染症などいろいろな感染症の原因になります。つまり、役に立つ腸内細菌も、人間が「ここにいなさい」と決めた場所で決めた仕事をしてくれないと困るわけです。

また、病気になって抗生物質を飲むと、役に立っている腸内細菌も殺してしまいますので、腸内菌叢のバランスが崩れて、それまではおとなしくしていた有害な菌が前面に出て活躍するようになり、ブドウ球菌性腸炎や偽膜性大腸炎を起こすこともあります。また、希なケースですが、食べ物の成分から発癌物質を作り出したり、動脈硬化、高血圧、肝障害などの原因になったりする菌もいます。
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