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イギリス季節のハーブ その6 -Urtica Urens- ヒメイラクサ

今回ご紹介するハーブはUrtica Urensというホメオパシーのマザーティンクチャーでもお馴染みのヒメイラクサです。

Urtica_urens_002.jpg


私が渡英して間もないころの話。。。

英国の田舎の草原を気持ちよく歩いていました。すると!シソだ。シソが生えているぞ!今思えば不思議なくらい密生していた。。
日本で食べるシソの味を頭に思い浮かべ、こちらでまさかシソが自生しているなんてという戸惑いと共に、どうやってイギリス料理に取り入れようかという欲の煩悩モードにすでに頭は切り替わっていました。

そして迷わず、手を出したのがこの植物とのファーストコンタクトでした。

!!!んがっガーン!!痛い!

触った瞬間にチクチクチクチクーっと鋭い痛みが走り、痛みの部分を確認するとちょうど蕁麻疹の様に皮膚にぽつぽつとした発疹がすでにできていました。

同行していたイギリス人は笑って「これはネトル(イラクサの英名)というんだよ。そしてこのドックリーフがネトルの近くには必ず生えているから、探して、揉んで、こうやって患部に塗ると痛みは楽になるんだよ。」とやさしく教えてくれました。
確かに痛みはひんやりとクールダウンして、すぐに気にならない程度になっていきました。

しかしこの痛い経験をさらに2回繰り返すまで、私のシソ反射の条件付けは解除されませんでした。
今では見た瞬間に痛みを思い出し警戒することを学習しています。

そして本当にネトルが生えているところにはこのドックリーフが同じ根から生えてきているのでは?と思うほど必ず近くに生えているのです。ドックリーフはRumex crispus という名前のティンクチャーでホメオパシーでも使われていますね。

イギリスを始め、西洋ではヒメイラクサ(Urtica Urens)やセイヨウイラクサ(Urtica Dioica)をお茶やスープ、チーズに混ぜたりして、血液をきれいにするものとして食用に用いています。
シソだ!という私の感はそれほど遠くはなかったようです。
シソと同様に鉄分も豊富なため鉄欠乏性貧血の方に勧められます。

蕁麻疹という呼び名自体がイラクサかぶれを意味していることから蕁麻疹様の発疹の治療に用いられています。
その効用範囲は広く、触ると痛く、どこでも生えているので、嫌がられることも多い反面、食用にできる上に素晴らしい薬効を持つスーパーハーブなのです。

古くから以下のような症状に適用されてきました:
・前立腺肥大に由来する排尿障害
・夜間頻尿、頻尿、排尿痛、排尿不全、過活動膀胱、体液貯留
・利尿、収斂、抗炎症、全般的な強壮作用
・尿路感染、尿道炎
・腎結石
・アレルギー、花粉症
・骨関節炎、関節の問題
・内出血、子宮出血、鼻血、腸の出血
・貧血、血行不良
・脾臓肥大
・糖尿病、内分泌系疾患
・胃酸、下痢、赤痢
・喘息、肺鬱血
・発疹、アトピー
・癌、老化防止、血液浄化
・外傷の回復
・筋肉痛、脂っこい頭皮や髪、抜け毛に外用として


年中生えている印象がありますが、夏には葉が硬くなり、食用には向かなくなります。
新鮮なハーブはスープなどの食用として、また乾燥させておくとお茶として年中利用することができます。
皆様も上手に生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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| ホメオパシー | 16:06 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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