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イギリス季節のハーブ その8 - Aesculus hippocastanum - セイヨウトチノキ

日印カンファレンスなどがあり久しぶりの更新となってしまいました。イギリス季節のハーブシリーズです。
次回はクラテガスと前回予告をしておきながらすっかり時期を逃してしまいました。。((;´Д`) 汗

日印カンファレンスの模様はこちらからご確認ください。

さて今回はコンカーナッツやホースチェスナッツとしてイギリスで親しまれているセイヨウトチノキについてです。

escin.jpg


寒いイギリスの朝には霜が張ったセイヨウトチノキのおっきな落ち葉が絨毯の様に広がる街路を踏みしめて歩くのもこの季節ならではの趣です。
リスが食べ残した地面に落ちた実から、子供たちは中でも固い実を見つけ出し、糸を通して振り回してこの実(コンカーナッツ)どうしをぶつけ合って、相手のコンカーナッツを割って勝ち負けを競います。今ではもうほとんど見られない光景なのかもしれませんが。

また実に含まれる独特の渋味の効果か、虫よけ、特に家にクモの巣が張るのを防ぐために部屋のコーナーに実を置いておくことも多いようです。
食用にもヨーロッパでは古くから用いられていますが渋味を抜かないと人間には毒性があります。リスたちは平気でせっせと齧っていますが。。

20111011_d35_20110819_1804_012_fb4 grey squirrel with horse chestnut still in husk (crop 2)(r+mb id@576)


(;゚Д゚) ビックリ!


ホメオパシーやハーバルでの使用もこの苦味からくる収斂作用を利用したものが多いです。
特に良く用いられているのが静脈瘤。血管の弾力と張が無くなった状態に、このティンクチャーを浸したガーゼを湿布して用いられることが多いようです。

また胃腸、消化器官からの出血など、血管壁を収斂作用により閉じて止血をするといった働きがあります。

ハーバルでの主な適用

■種:静脈瘤、痔、静脈の腫れ(静脈炎)、下痢、前立腺肥大、血液循環障害(慢性静脈不全)

■葉:アトピー、生理痛、骨折や捻挫による軟組織の腫れ、咳、関節炎、関節痛

■枝の皮:マラリア、赤痢、狼瘡、潰瘍

・痔疾や子宮からの出血の止血
・疲労、緊張
・リンパ浮腫

イギリスはいよいよ日も短くなり、これから4時ごろには真っ暗になってしまいます。そして寒くなってきました。そんなイギリスではクリスマスという冬の唯一の楽しみ?が過ぎてしまうと人たちはすっかり鬱ムードに入りがちです。次回はSAD(季節性情動障害)について取り上げられたら良いなーと考えております。


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