英国女王はペットにもホメオパシー
今年90歳を迎えられたエリザベス女王を記念して発行された雑誌「Town and Country」では、女王とコーギー犬のエピソードが掲載されています。

Photo: Topfoto
【引用元】
The Telegraph
http://www.telegraph.co.uk/news/uknews/queen-elizabeth-II/12167311/Queens-corgis-fed-homeopathic-remedies-in-order-of-seniority-trainer-says.html
【記事タイトル】
Queen's corgis fed homeopathic remedies in order of seniority, trainer says
女王のコーギー犬達は、年功序列でホメオパシーのレメディーを与えられている、と訓練士が明かす。
【記事概要】
ロイヤルファミリ―ファン達はおそらく、女王の食事時は年功序列で、銀と磁気の食器で特別に用意された個別の献立を、厳しく決められた儀式に沿ってお召し上がりになっている事を想像されていると思いますが、そのような贅沢は、人間のロイヤル・メンバーのみならず、彼らの犬にも適応されていることに気づく人は少ないかもしれません。
動物心理学者であり、行動療法士であるDr ロジャー・マグフォードは、「女王のコーギー犬達も個別の献立を楽しんでいます。それぞれの犬にとって大事なものを厳密に決められ、手で与えられています。」「ロイヤル・コーギーはホメオパシーレメディーとハーブのレメディーを、彼らの執事によって用意されるお気に入りの料理と一緒に、摂取しています」と話しました。
彼はロイヤル・ペットの暮らしと裏事情を、雑誌「タウン&カントリー」の女王生誕90年記念特集のインタビューで明らかにしました。
Drマグフォードはこう語っています「それぞれの犬達は、ホメオパシーやハーブのレメディーを含む個別にデザインされたメニューです。」「それは、執事によって給仕されます。」「女王は、コーギーを自分の周りに半環状に配置して座らせ、年功序列に、一匹ずつに餌を与えられます。」
***********************
コーギー犬に、ここまで思い入れがあるのは何故?
エリザベス女王とコーギーの間には物語があるようです。
今年9月10日、エリザベス女王の在位期間が、英王室の最長記録を更新しました。
63年以上という、半世紀を優に超える長期間にわたり、女王と行動をともにし、そして心の支えとなってきたのが、愛犬のコーギー達だったそうです。
女王にとって、コーギー犬は「家族」。
女王がコーギーを飼い出したのは、今から80年以上も前のこと。
女王がまだ幼き少女だったころに彼女の父親に当たるヨーク公爵(後のジョージ6世)がプレゼントしたのだが、この出来事の背景では不思議な巡り合わせが起きていた。
話は女王の少女時代からさらに時間をさかのぼる。ある日、テルマ・エバンズという名の9歳の女の子が飼っていた犬が車にひかれてしまう。この車の所有者 はなんとヨーク公爵だった。心を痛めたヨーク公爵は、この女の子に新しい犬を贈呈。
その後テルマは大人になり、犬のブリーダーとして働き始める。彼女が飼育に力を入れ、その魅力を広く伝えようとした犬種がコーギーだった。
やがて著名なブリーダーとしての地位を確立したテルマは、注文を受けて、とある英国の貴族に自身が育てたコーギーを提供。
この貴族の家を訪れたエリザベス王女(当時)とその妹のマーガレット王女が、コーギーをいたく気に入った。
親交のあったこの貴族の紹介を受けて、ヨーク公爵は後日、テルマに対し、コーギーを数匹連れて自身の家族の元まで訪れるよう依頼。その中から選んだ1匹が、女王が初めて飼うコーギーとなったのだ。このコーギーは、公爵(英語でデューク)から名を取り、「デューキー」と名付けられた。
後に国王となったヨーク公爵に対して、テルマは、自身が過去に犬をプレゼントしてもらった少女であることを告げぬままであったという。事実が公になったのは、ジョージ6世の死去後にこのエピソードを記した本が出版されてからのことだった。
大のお気に入りとなるスーザンとの出会い
年齢を重ねるに従い、女王のコーギー好きは加速していく。
テルマから提供された「デューキー」そして2匹目となる「ジェーン」をエリザベスが可愛がる様子を見ていた父親のジョージ6世は、彼女の18歳の誕生日祝いとして「スーザン」という名の新たなコーギーをプレゼントした。
このスーザンが、女王にとってはまさに唯一無二の親友となる。そのお気に入りぶりは、女王が21歳のときに結婚したフィリップ殿下との新婚旅行にも連れて行ったほど。その後、現在に至るまで女王が飼った30匹以上のコーギーは、すべてこのスーザンの子孫に当たる。。。。
。。。コーギーを通じて、普段はあまり個人的な見解や感情を示さないと言われている女王の胸の内を覗こうとしてきたのかもしれない。史上最長の在位期間を誇る女王の治世は、コーギーたちの物語とともにある。
引用元:英国ニュースダイジェスト 20 August 2015 vol.1441
http://www.news-digest.co.uk/news/features/14019-queen-elizabeth-and-her-corgis.html
ご自身の家族的存在であるコーギーにも、同じようにホメオパシーの恩恵が受けられますように、と願われるエリザベス女王陛下の優しさを垣間見た気持ちになりました。

Photo: Topfoto
【引用元】
The Telegraph
http://www.telegraph.co.uk/news/uknews/queen-elizabeth-II/12167311/Queens-corgis-fed-homeopathic-remedies-in-order-of-seniority-trainer-says.html
【記事タイトル】
Queen's corgis fed homeopathic remedies in order of seniority, trainer says
女王のコーギー犬達は、年功序列でホメオパシーのレメディーを与えられている、と訓練士が明かす。
【記事概要】
ロイヤルファミリ―ファン達はおそらく、女王の食事時は年功序列で、銀と磁気の食器で特別に用意された個別の献立を、厳しく決められた儀式に沿ってお召し上がりになっている事を想像されていると思いますが、そのような贅沢は、人間のロイヤル・メンバーのみならず、彼らの犬にも適応されていることに気づく人は少ないかもしれません。
動物心理学者であり、行動療法士であるDr ロジャー・マグフォードは、「女王のコーギー犬達も個別の献立を楽しんでいます。それぞれの犬にとって大事なものを厳密に決められ、手で与えられています。」「ロイヤル・コーギーはホメオパシーレメディーとハーブのレメディーを、彼らの執事によって用意されるお気に入りの料理と一緒に、摂取しています」と話しました。
彼はロイヤル・ペットの暮らしと裏事情を、雑誌「タウン&カントリー」の女王生誕90年記念特集のインタビューで明らかにしました。
Drマグフォードはこう語っています「それぞれの犬達は、ホメオパシーやハーブのレメディーを含む個別にデザインされたメニューです。」「それは、執事によって給仕されます。」「女王は、コーギーを自分の周りに半環状に配置して座らせ、年功序列に、一匹ずつに餌を与えられます。」
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コーギー犬に、ここまで思い入れがあるのは何故?
エリザベス女王とコーギーの間には物語があるようです。
今年9月10日、エリザベス女王の在位期間が、英王室の最長記録を更新しました。
63年以上という、半世紀を優に超える長期間にわたり、女王と行動をともにし、そして心の支えとなってきたのが、愛犬のコーギー達だったそうです。
女王にとって、コーギー犬は「家族」。
女王がコーギーを飼い出したのは、今から80年以上も前のこと。
女王がまだ幼き少女だったころに彼女の父親に当たるヨーク公爵(後のジョージ6世)がプレゼントしたのだが、この出来事の背景では不思議な巡り合わせが起きていた。
話は女王の少女時代からさらに時間をさかのぼる。ある日、テルマ・エバンズという名の9歳の女の子が飼っていた犬が車にひかれてしまう。この車の所有者 はなんとヨーク公爵だった。心を痛めたヨーク公爵は、この女の子に新しい犬を贈呈。
その後テルマは大人になり、犬のブリーダーとして働き始める。彼女が飼育に力を入れ、その魅力を広く伝えようとした犬種がコーギーだった。
やがて著名なブリーダーとしての地位を確立したテルマは、注文を受けて、とある英国の貴族に自身が育てたコーギーを提供。
この貴族の家を訪れたエリザベス王女(当時)とその妹のマーガレット王女が、コーギーをいたく気に入った。
親交のあったこの貴族の紹介を受けて、ヨーク公爵は後日、テルマに対し、コーギーを数匹連れて自身の家族の元まで訪れるよう依頼。その中から選んだ1匹が、女王が初めて飼うコーギーとなったのだ。このコーギーは、公爵(英語でデューク)から名を取り、「デューキー」と名付けられた。
後に国王となったヨーク公爵に対して、テルマは、自身が過去に犬をプレゼントしてもらった少女であることを告げぬままであったという。事実が公になったのは、ジョージ6世の死去後にこのエピソードを記した本が出版されてからのことだった。
大のお気に入りとなるスーザンとの出会い
年齢を重ねるに従い、女王のコーギー好きは加速していく。
テルマから提供された「デューキー」そして2匹目となる「ジェーン」をエリザベスが可愛がる様子を見ていた父親のジョージ6世は、彼女の18歳の誕生日祝いとして「スーザン」という名の新たなコーギーをプレゼントした。
このスーザンが、女王にとってはまさに唯一無二の親友となる。そのお気に入りぶりは、女王が21歳のときに結婚したフィリップ殿下との新婚旅行にも連れて行ったほど。その後、現在に至るまで女王が飼った30匹以上のコーギーは、すべてこのスーザンの子孫に当たる。。。。
。。。コーギーを通じて、普段はあまり個人的な見解や感情を示さないと言われている女王の胸の内を覗こうとしてきたのかもしれない。史上最長の在位期間を誇る女王の治世は、コーギーたちの物語とともにある。
引用元:英国ニュースダイジェスト 20 August 2015 vol.1441
http://www.news-digest.co.uk/news/features/14019-queen-elizabeth-and-her-corgis.html
ご自身の家族的存在であるコーギーにも、同じようにホメオパシーの恩恵が受けられますように、と願われるエリザベス女王陛下の優しさを垣間見た気持ちになりました。

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